不動産鑑定士はやめとけ!なぜ?またなぜ少ない?
不動産鑑定士は「稼げない」、「将来性がなさすぎる」、「試験が難しすぎる割に収入が少ない」などといわれてしまっています。また不動産鑑定士は20代、30代の人の数が少なく徐々に目指す人が減ってきているようです。
稼いでいる人はわずか
不動産鑑定士といえば高い平均年収や年収3000万など夢のある職業です。しかし資格登録されている不動産鑑定士は日本に約8千人程度しかおらず、
そもそも平均年収が高いと言っても稼いでいる人はわずかなので注意しなければなりません。それに不動産鑑定士は試験の難易度が難しくなっており受験を断念してしまう方が増えているようです。また平均年収が高いから自分も稼げる可能性が高いのでは?と思うかもしれませんが、
平均年収を稼いでいる人は本当に優秀な人だったり才能がある人ばかりなので自分も簡単に稼げるとは思わない方が良いでしょう。
コスパ最悪
不動産鑑定士の現実は、はっきりいってひどいとしか言い様がありません。不動産鑑定士になるのはコスパとしては最悪だと思うので、多くのことを犠牲にしていく覚悟が必要です。
勉強量、きつさ、稼げる可能性の低さ、不動産鑑定士になるためにかかるお金、などを考えれば、たとえ高収入を目指そうとしている人でもコスパが悪いのでおすすめできない仕事です。
辛い期間がある
インターン期間は仕事のきつさに合わない安い給料で2年も働き続けなければなりません。たとえ、その期間を最後まで必死にやっていけても絶対に稼げるとは言えませんし、安い給料のままで絶望してしまう可能性もあります。
せっかく資格を取っても・・・
不動産鑑定士の資格取得の難易度は想像をはるかに上回ることが多いですが、頑張って資格を取ったとしても資格が取れた=安定した生活ができるというわけではないので注意が必要です。
長い勉強時間を費やした結果、資格を取っても、全然安定収入じゃないということになる可能性は高いのであの努力は何だったのか・・・ということになることも十分考えられます。
資格が取れるか分からない不安だけでなく、資格を取ったとしても先が見えない不安がありますし、たとえ稼げるようになっても不安は永遠に付きまといます。そんなストレスを溜めながら仕事をするくらいなら他の職業で安定的な生活をしたほうが人によっては合っているでしょう。
資格の勉強が辛すぎる
どんなに頑張っても試験が合格できないということもあるのが不動産鑑定士の試験です。辛い勉強の毎日の中、必死で頑張っても合格できずに、あっさり全てが無駄になるという人もいます。
不動産がとても好きじゃないとやっていけない
この仕事は稼げるからやりたいという人ほど、よく気を付けなければなりません。仕事内容は、異質ですし、不動産がとっても好きでなかったり、
とっても才能のある人でなかったら後悔するのは非常に高いと思います。個人的には、不動産が好きだから、この仕事が好きだから別に稼げなくてもいいという人でないと本当にやばいと思います。
仕事内容が違うことも
不動産鑑定士は職場によってやることが大きく変わってくることもあります。きちんと、勤める職場でどんな仕事をするのか知っておかないと理想とは違った業務をすることになるかもしれないので注意する必要があるでしょう。
せっかくなれたのに辞める人も
不動産鑑定士を目指す方であれば、絶対に忘れてはいけないのは不動産鑑定士の方の生の声だったり意見です。これを聞いたり調べておかないと、仕事をしてからこんなこと知らなかった!などやばい事態になる恐れがあるので事前に回避しておきましょう。
仕事が減少してしまっている
不動産鑑定士の仕事は現在では減少してしまっており、今後も減少し続けていく恐れがあるので心配する人もいるでしょう。またAIによってどのようになっていくのか分からない部分もあり将来性に不満を抱いてしまいます。
必要な能力が増えていく
求められる能力がありすぎて仕事をしていくこと自体が厳しい職業ですが、現状ではさらに必要な能力が増えてきているので、向いていない人は一層淘汰されてしまうのではないでしょうか。
不動産鑑定士として自分は必ずやっていける自信がない人だと、資格のチャレンジをしたところで水の泡になってしまうということも珍しくない気がします。
勉強ばかり
不動産鑑定士はなるためにものすごい勉強をするだけでなく、なってからも勉強をひたすらしなければならないでしょう。
価格の評価のために勉強することがたくさん出てくるので、勉強漬けになるということも考えられます。
不動産鑑定士にふさわしい人物
不動産鑑定士が適正な人は責任感を持てる人で誠実に仕事にあたる人です。同時に不動産の価格評価はいろんな人の利害に結び付くので秘密を守ることができるということも重要になります。
また正しい鑑定を行うためには自分の足で資料を集めなければなりません。不動産業者の話を聞きに行くことだったり土地や建物を見に行くといった積極的な行動ができる人が望ましいです。
資料を集めた後、計算をして評価をすることになるので計算力や総合的に判断する能力も重要になるでしょう。独立するとなれば、それらに加えてコミュニケーション能力、積極性も特に必要になってきます。
これから不動産鑑定士になりたい方はまだチャンスです
これから不動産鑑定士として食っていくか悩んでいる方は、不動産鑑定士を諦めれば後悔しなくていい可能性があります。
この仕事は大きな幸せを掴める可能性がある一方で、目指してしまってとても後悔してしまうという人も少なくないので自分の人生を確実に後悔しないようにしたいのであれば諦めるのも選択肢の一つです。
それでも目指すことを視野に入れる方は予め、不動産鑑定士としてやっていけるのか適性チェックをすると良いでしょう。
不動産鑑定士に自分が向いているのか、【不動産鑑定士 向いている人】と検索してみてはどうでしょうか。当てはまらないからといってやばいというわけではありませんが、向いている人が限られている職業なので適性をよく理解しないといけません。