訪問入浴を辞めたい理由
体力的にきつい
訪問入浴は浴槽の運搬など体力的にきつい仕事です。訪問回数によって業務は多くなるのでかなり体力が必要になります。仕事に就き始めた頃は想像と違って仕事内容が大変だと思った方も多いのではないでしょうか。
また夏では汗だらけになって辛いですが、それでも業務を早く終わらせるために効率的にやらなければならないのできつさが増してしまいます。
体に支障をきたすので長く働くことを考えるとまずいかもしれません。小柄な方など体力に自信がないという方は別の仕事(訪問介護や介護施設の介護職、全く異なる職業など)に転職するのも良いと思います。
チームワークが必要
訪問入浴は人間関係の面で辞めてしまいたいと思う方もいると思います。体力的な辛さに精神的な辛さが加わることになるので業務に支障をきたしてしまいます。
他の方と協力して業務を行うので人間関係で何か問題がある場合は心にかなり負担になり今のままでは大変まずい可能性があるので早めに対処したいところです。
他の介護の仕事では苦手な方などがいてもやり過ごすことが可能なのでこの機に転職を考えることは本当に人生規模で後悔しないためにも重要になると思います。
運転がきつい
訪問入浴の仕事では普通の車ではなく移動入浴車で運転しなければなりません。普通の車よりもでかいために訪問する場所によっては道の細さで手こずってしまいきついと感じる方もいるはずです。運転の技術が必要になるので業務とは関係ないところでストレスになるのが嫌なところですよね。
訪問介護よりもきつい
訪問入浴よりも訪問介護の方が様々な業務をしなければならないのできついだろうなと思っている方もいるのではないでしょうか。
しかし訪問入浴よりも訪問介護の方が実際は向いていたり精神的に楽になる場合もありますので仕事を辞めたいと思ったら転職をしようと思わなくても適職を探してみるなどの行動をしてみるのもありだと思います。
訪問入浴の仕事が向いていない人
体力がない方
今の段階で訪問入浴がきついと思っている方はもしかしたら向いていないかもしれません。体力が必要になる力仕事が多いので今の段階できついと感じているのであれば将来的にはもっと厳しくなる恐れがあります。
浴槽の運搬など体に負担がかかることが多いので年を取れば仕事ができなくなる場合があるので気を付けて下さい。
良い人間関係を築けない方
訪問入浴はチームワークが大切になり少人数で濃い人間関係があります。
他の介護職では人間関係が薄くて苦手な方がいても大丈夫ですが訪問入浴は良い関係を構築しなければ精神的に辛くなります。
収入が低いと感じている方
訪問入浴の仕事は肉体的にも精神的的にも辛いのにもかかわらず収入は低いです。収入をもっと上げていきたいと思う方や仕事量に対して収入が低いと思っている方は向いていないかもしれません。
別の仕事に転職をして将来的にスキルアップをすれば収入を増やすことは十分可能です。難しいと思うかもしれないですが人手不足などにより未経験でも転職しやすい仕事はたくさんありますよ。
訪問入浴で働くメリット
メリットその1
訪問入浴はたくさんの方を同時に相手する仕事ではないことがメリットになる方もいるでしょう。
他の介護職では1人の利用者の対応をしているところに別の人の対応をしなければならないことや多人数を相手にするので業務をこなさなければならない順番があるなどで一人に向けて仕事をする楽さがないのできついと感じるでしょう。
そのため1人に対して丁寧な介護をしたい方にとってはとても働きやすい環境であるといえます。
メリットその2
訪問入浴は3人一組で業務を行うのが一般的です。個人で利用者宅を訪問することが多い訪問介護サービス事業所の訪問介護と違い、一緒に業務を行う方がいるので相談をすることや協力しながら仕事をすることができるので一人のときの不安がありません。
メリットその2
訪問入浴の仕事は身に着けることが難しいスキルが求められる仕事ではありません。資格がなくても始められる仕事なので業務をこなせないという難しさがないのがメリットです。
他の介護職では資格を絶対に取らなければ仕事をすることができないことがあるので勉強をすることが少ないことにより就職する難易度が低い一面があります。
おすすめの転職先は訪問介護
訪問入浴の方にとって転職しやすいのが訪問介護がおすすめできる理由の一つです。
訪問入浴と訪問介護を比べてどっちがやりがいを感じられるのかは人によって違うと思いますが体の負担のことを考えるのであれば訪問介護の方が良いかもしれません。
施設や病院で介護の仕事に転職するというのもありですが訪問介護は関わる人数が少なく人間関係に悩む可能性が低いです。